2010年10月12日

Visual Studio LightSwitch Beta:IISへのデプロイ

先日MicrosoftからVisual Studio LightSwitchがアナウンスされました。早速Beta版をダウンロードして使ってみました。

簡単に言えば、LightSwitchはDBを設計、画面をデザインするだけで、アプリケーションができるツールです。もちろんできることや制限がいっぱいあります、詳細について今度書きます。

今回はまずLightSwitch Beta版で作成されたアプリケーションはIISにデプロイし、ブラウザで動作確認します。

IISへのデプロイ手順は下記通り

  • SQLServerデータベース準備

新しいデータベースを作成します。

データベースのオプションで照合順序をSQL_Latin1_General_CP1_CI_ASに設定します。(これを設定しないと、デプロイパッケージをインポート時エラーになります。Beta版だから、正式版では修正されるだろう)

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データベース接続できるログインユーザーを作成し、パスワード、ユーザーマッピングなどを設定します。

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認証を利用する場合、%windir%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\aspnet_regsql.exeを実行して、データベースを初期化します。

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  • デプロイパッケージ作成

Visual Studioからプロジェクトのプロパティウインドで、「Application Type」を「Browser client 3-tier deployment」に設定

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Visual Studioからプロジェクトを右クリックして、「発行」をクリックます

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「Publishing Wizard」が表示され、「Next」へ

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「Create a package on disk」を選択し、Webサイト名、パッケージファイル保存先を設定し、「Next」へ

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「This application needs to update an existing database」を選択し、データベースの接続文字列を設定し、「Next」へ

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認証を利用する場合、「Yes, deploy Authentication information at this time」を選択し、「Publish」をクリック

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  • パッケージをインポートします

IISマネジャーを起動して、サイトを選択して、「操作」⇒「展開」⇒「アプリケーションのインポート」をクリック

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作成されたデプロイパッケージファイルを選択し、「Next」へ

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「Next」へ

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データベース接続項目を設定

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デプロイアプリケーションパスを設定、認証の場合、管理者用アカウントも設定します。

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インポート中...

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インポート終了

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  • 動作確認

http://localhost/<Application Path>にアクセスして、動作確認する。認証を利用場合、ログイン画面が表示されます。

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インポート時設定した管理者用アカウントでログインできます。ユーザー管理も行えます。

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以上

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